金沢 湯涌温泉 お宿やました

金沢 湯涌温泉 お宿やました

金沢 湯涌温泉 お宿やました

沢の山あいに
  夢二ゆかりの温泉旅館
湯涌温泉 お宿やました

Yuwaku Onsen Oyado Yamashita

「お宿やました」は、金沢の奥座敷といわれる「湯涌温泉」の最奥に門を構えています。湯涌温泉の歴史は古く、歴代の加賀藩主が湯治のためたびたび訪れていました。当館は時の藩主、前田利常公より「山下旅館」の屋号を賜っています。そののち「お宿やました」となりました。

湯涌温泉 お宿やました

大正時代には、詩人画家の竹久夢二が恋人・彦乃と、人生で最も幸せな時間を当館で過ごしたとされています。歴史浪漫に思いを馳せながら、やわらかな名泉を満喫し、北陸の山海の恵みに舌鼓を打ち、「お宿やました」のおもてなしをご堪能ください。

湯涌温泉 お宿やました
竹久夢二が恋人と過ごし愛を紡いだ場所
竹久夢二が恋人と過ごし愛を紡いだ場所

久夢二が人と過ごし
愛をいだ場所

The Place Where Yumeji Spent Time

大正期の人気美人画家であった竹久夢二は、彼が生涯で一番愛したとされる笠井彦乃と、湯涌温泉に3週間ほど滞在しています。その逗留の際に利用したのが、当館の前身である「山下旅館」です。
当館では、夢二に関する作品をギャラリー「抹茶遊間」に集め、紹介しております。ギャラリー内には椅子も用意しておりますので、のんびりとご鑑賞ください。また、玄関ロビーや館内各所には、夢二の作品(レプリカ)を展示しています。

竹久夢二が恋人と過ごし愛を紡いだ場所
竹久夢二作品
竹久夢二作品

<竹久夢二>

1884(明治17)年 ― 1934(昭和9)年

大正ロマンを代表する画家・詩人。本名は竹久茂次郎。岡山県邑久郡本庄村(現:岡山県瀬戸内市邑久町本庄)の造り酒屋の次男として生まれる。若いころは新聞や雑誌に絵や詩を投稿しており、次第に「夢二式美人」と呼ばれる画風が一世を風靡、抒情的な画集や詩画集を次々に刊行した。その活躍ぶりは、書籍の装幀から広告、日用雑貨のデザインまで、商業デザインの多方面に及んだ。画家にとどまらない活動はグラフィック・デザイナーの先駆者ともいえる。
生前はいわゆる画壇からは認められなかったが、後世で夢二の作品に対する評価が高まることに。もちろん今もなおファンが多く、人々に親しまれている。

金沢湯涌夢二館

金沢湯涌夢二館

当館そばにある「金沢湯涌夢二館」では、金沢や湯涌と縁の深い竹久夢二の功績を称え、作品や遺品を公開しています。夢二を一躍流行画家にした「夢二式美人画」は、金沢出身の妻・岸たまきをモデルにしました。また、最愛の恋人・笠井彦乃との旅行で湯涌温泉を訪れています。定期的に企画展が催されているため、さまざまな分野の夢二の作品を鑑賞できます。またミュージアムショップではオリジナルグッズも販売されています。